ISSUES
投稿日:2024-04-08
Every Chance for everyone
アーティストを志すすべての人々に、チャレンジするチャンスを!
「日本にはもっとアートが必要」
- 欧米に比べて「アートが身近ではない」と感じています。
海外ではどんなに小さなアパートでも日常的にこだわりの絵画を1枚飾っていますし、その絵にまつわる想い出や、好みのアーティストの話題で盛り上がったりします。
また、美術館に足を運ぶヒトの割合も日本よりもはるかに多いようです。
日本では、美術に対して「何となく難しい・楽しみ方自体がわからない」「好きな絵画と出逢いたいが、画廊は何となく高級そうで敷居が高い」「話をする機会がない」「非日常で特別なもので自分とは無縁」というご意見を多く伺います。
芸術・美術に対する歴史的背景や幼少期からの日常への浸透度合い等、日本とヨーロッパでは全く環境や条件が異なるため、やむを得ないところもあるものの、日本においても、美術が誰もが自然に触れ合う文化として根付いてもらいたいと素直に感じます。 - アートというものは、他の評価ではなく自分自身の心に刺さるものが自分にとって最も素晴らしい作品であるべきだと考えています。その思いを弊社では「Mon Art(モナール)」と称しています。
- 同時に、音楽が「耳で聴くというより感じるもの」であると同じように美術は「目で観るというより感じるもの」だと思います。生きる価値観そのものが変革しつつある時代に、もっと心にアートが必要です。皆さんもそう感じませんか?
「美術系アーティストに対して支援が必要」
- 音楽、スポーツ、囲碁、将棋、演劇、歌舞伎の世界には、10代の逸材スターが存在します。そして早い段階で育成、プロデュースに向けた諸環境が整備されています。ところが、美術の世界にはそういうハード及びソフトの環境や空気がありません。何故でしょうか?
- また、若手アーティストは、共通に切実な悩みを持っています。「作品を披露する機会が少ない、機会のきっかけ作りの方法がわからない」「自分の才能を確認できる場や、適切に評価してくれる相手がいない、そういう機関を知らない」「プロになりたいがしかるべきキャリアパスが見えず道のりが遠く感じる」「作品を作り続けたいが、欲しい画材を我慢しながらでも生活が厳しい、頑張れる気持ちが続かない」「自分の制作と社会との関係性に悩み始めている」そういった感じでしょうか?
- 弊社事業は、これまで世の中でありそうで実は類似するビジネスモデルはありません。プロのアーティストの作品を画廊や展示会で販売する形、あるいは、Webでの作品レンタルビジネスはいくつか存在します。しかし、「様々な芸術活動家を対象に」「支援者の方々の暖かい理解を得て」かつ「アーティストの意思を尊重した自由設計型の雰囲気で」「アーティストを具体的に支援する」ビジネスはありません。弊社は、経済的理由含め機会に恵まれず、せっかく才能があっても継続する気持ちやモチベーションが持続できないといった厳しい実情を打破するために、少しでもサポートできることがないかと考えています。